自宅謹慎・GWなどで多くの方が自宅での生活を余儀なくされているのではないでしょうか?
ですが、捉え方を変えれば、、、
これはチャンスです!!!!
休み期間中にスタジオもライブもできないこのタイミングでスキルアップすることで、次にセッションする時に「あれ!?上手くなった!?」などと言われると気持ちいいですよね!笑
今回は、自宅で練習するギタリストの方々にオススメの練習方を伝授いたします!!!
それでは、行ってみましょー!!!

*オススメ練習!其の一*
『テンポを落とした反復練習』

定番の練習フレーズのテンポをとことん落としたエクササイズです。
テンポを早くした方が練習になるのでは?と思われる方も多いかもしれません。
しかし、あえてテンポを遅くすることによって、より正確なピッキングやフィンガリングを身につけるきっかけになります。
逆に最初から早すぎるテンポで練習していると、雑な部分がわかりにくくなってしまい、誤魔化して演奏する癖が付いてしまいます。
なので、あえてテンポを落とした練習がとても効果的とされています。
練習だけでなく、ライブ前やセッション前などのウォーミングアップなどに取り入れているケースも多いようです。
*オススメ練習!其の二*
『リズムパターンを変えた練習』

1つの練習フレーズを自然に弾けるようになったら、今度はリズムパターンを変えてみましょう。
同じ運指でもリズムが違えば、まるで違ったフレーズのように感じられます。
リズムを変えた練習を繰り返すことによって、あらゆる曲に対応できるようになり、手癖の幅も広がります。
もちろん、リズム感を鍛えるトレーニングにもなるのでオススメです。
ある程度上達してくると、フレーズだけでなく、曲を丸ごとリズムを変えて練習してみるのもいいでしょう。
*オススメ練習!其の三*
『スキッピング練習』

弦移動が苦手という方も多いのではないでしょうか?
特に他の弦を跨ぐ、スキッピングの入ったフレーズが入るとリズムが乱れてしまいがちです。
そこで、同じフレーズでもあえて隣の弦への移動を禁止し、かならず1弦以上をまたいで弾いてみましょう。
弦移動の苦手克服以外にもいつもと違う弦を使用するようになり、フレーズの幅も格段に広がります!
最初はとても難しく感じるかもしれません。ですが、繰り返し練習して慣れると弦移動をよりスムーズにこなすことができるでしょう。
*オススメ練習!其の四*
『ストレッチ』

手があまり大きくない方の場合、目指すフレットに指がなかなか届かないという悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、練習の前後などに指を広げるまでのストレッチをしてみましょう。
ストレッチにもさまざまな方法がありますが、もっとも簡単なのが、指の間をギターネックの裏側に押し当てる方法です。
ちょっとしたストレッチですが、自然と指が開くようになってきます。
つまり、それだけ1ポジションでカバーできる範囲が広くなるのです。
ただ、あまり無理はしないようにしましょう。
痛みを感じたらすぐに中断してください。早く指を広げたいからといって、無理をすると筋を痛める原因です。
ストレッチはゆっくりと、気長にやっていきましょう。
*オススメ練習!其の五*
『チョーキング練習』

意外にギタリストの多くの方が「チョーキング」にこだわりを持っていないのではないでしょうか?
チョーキングは様々なスキルがある中でも最も感情を表現する方法です。
実際に世界的に有名なギタリストは、それぞれにチョーキングの癖が違います。
一気に上げてゆっくり下げるチョーキング・ジワッと上げて一気に下げるチョーキングなど、そのチョーキングは正に十人十色!!
「じゃあチョーキングの練習って何?」と思った方がいると思いますが、その十人十色のチョーキングにも1つ共通点があります。
それは「音程」です。
チョーキングとは上がり過ぎてもダメ、届かなくてもダメ。
これができていないと格好悪いチョーキングになってしまいます。
そのためにチョーキングの音程の練習方法に最適な練習は、チューナーを使ったチョーキング練習です!
チューナーをONにした状態でチョーキングをすると自分が狙っている音程に届いているかが一目でわかります!!
この練習を普段から行うことでチョーキングの音程を綺麗にすることができ、格好良いチョーキングができるようになります。

今回は、様々な練習方法をご紹介しましたが、効果的な練習は人によって異なります。
なので、自分に合った練習方法を見つけることが重要となります。
どんなに効果的とされている練習であっても、自分に合わなければ、早い上達は望めません。
練習とは、自分の欠点や苦手なことを克服するためにあります。
リズムに不安を感じるのであれば、リズムトレーニングが効果的ですし、ピッキングやフィンガリングが安定しないのであればフォームを見直す必要があるでしょう。
自分のできていない部分を客観的に探してみるようにしましょう。
それが自分に合った練習法を見つけるための第一歩となります。
どうしても自分で見つけることができないという方は、音楽教室などに通ってみるのもおすすめです。
的確にあなたの欠点を見つけてもらえますので、より効率的に練習することができます。
毎日練習しているにもかかわらず上達が感じられず悩んでいるという方は、まずは自分に合った練習方法を探してみることからスタートしてみてはいかがでしょうか?