熊吉郎 「それぞれの音、十人十音」

様々なアーティストのサポートやYOUTUBE「弾いてみた」で活躍するベーシストの熊吉郎さんに使用機材や音作り、プレイスタイルについてインタビューさせていただきました!


ベース編


Fender Custom Shop Jazz Bassについて

Fender Custom Shop Jazz Bass


サポートのお仕事を多くいただくことになり、今までとは違いバラードや歌を聴かせるジャンルの演奏機会が増え、ベースのサウンドを考え直していた時に、サポートミュージシャンの先輩に「サポートするならジャズベースは必要だよ」と言われ、購入しました。

ジャズベースを購入し、改めてベースの難しさを知りました。


今まで弾けていたフレーズもFenderでは上手く弾くことができなかったり、弦高のセッティングの変化、音を前に飛ばすためのピッキング、改めてベースの難しさに気づくことができました。


逆にジャズベースの良さも知りました。

様々なジャンルへの対応力、エフェクトの乗りの良さ、王道と言われるジャズベースが愛される理由も使用することで気づくことができました。


Fender Custom Shop Jazz Bassのサウンド


ヴィンテージのような奥行きを持ちながらも、モダンな音の立ち上がりを持つ、ヴィンテージとモダンのハイブリッドのようなベースです。


Fender Custom Shop Jazz Bassのツマミ設定


ジャズベースは、トーンのツマミは曲のテンション感に合わせて調整して使用しています。

明るい楽曲や、ヘビーなジャンルの場合は、トーンをMAXで使用し、

バラードやスローテンポな楽曲では、トーンを絞り、深みのある音を出しています。


Fender Custom Shop Jazz Bassの使用用途


様々なジャンルへの対応ができることからサポートでの活動の時にメインで使用します。



ROSCOE LG3005について

ROSCOE LG3005


多くのメーカーの様々なモデルのベースの試奏を繰り返し、良いなと思うベースを見つけたら調べ尽くしたり、試奏で長時間弾いたり、僕の中でベースに求める条件に合うかを考えた結果、ROSCOEのLG3005に出会いました。


自分の求める条件をクリアしていただけではなく、更に自分のプレイスタイルにも合っていたこともあり購入しました。


ROSCOE LG3005のサウンド


ROSCOEは3ピースネックになっており、3ピースの中央にパープルハートという木材が入っていることでウェンジ材のようにガチガチにならず、気持ちの良いカチカチとした高音域が特徴です。


ROSCOE LG3005のツマミ設定


ピックアップバランサーはセンターで使用しています。

Middleのツマミは、楽曲によって設定を変えています。

上げることでサウンドにコシが出て粘りのあるサウンド、下げることでサウンドにコシがなく平べったいサウンドを使い分けています。


Trebleのツマミは基本的に3時に設定しています。

ですが、バラードやジャズの楽曲の時には下げて使用し、硬い音が必要な時やスラップの時には4時頃に上げています。


Lowのツマミは、TrebleとMiddleとのトータルバランスを考慮し、3時に設定しています。


ROSCOE LG3005に使用しているミュートラップ


ノイズ対策、共振対策としてはもちろん、レコーディングでのスイープやタッピングフレーズなどの安定性を増すために使用しています。

ROSCOEはテクニカルなプレイで多用するため、ミュートラップを使用しています。


ROSCOE LG3005の使用用途


アクティブでノイズに強く、低音から高音域まで様々な調整ができることから激しいジャンルやロックで使用します。

主に動画投稿など自宅で弾いています。


使用弦について

Elixer 45〜100 Elixer 125


両方のベース共通で1弦~4弦をElixerの45~100を使用しています。

ROSCOEの5弦には、Elixerの125mmを使用しています。

ビブラートやチョーキングが多い場合は、1弦を40mmものに交換して使い分けています。


交換頻度について


「弦が死んできた」と思ったら交換しています。

弦が死ぬというのは、僕の中で音が「もっちり」した時だと思っています。


Elixerを選ぶ理由


ベースのトーンMAX=最も高音域がギラつく音にしていて、そこからトーンを下げていく音作りのため、他のメーカーの弦では自分の求めるギラつきに追いつかないことが多くあり、Elixerを長年使用し続けています。


エフェクター編


エフェクターボードのコンセプト

サポート活動では様々なアーティストの楽曲を弾きますが、同じ音は一切ないんです。

1曲毎に作曲者も違えば、使っているベースも違う。


僕の仕事は、そのアーティストの求めるグルーヴを提供することだと思っていて、様々なシチュエーションに対応するためにボードを構築しています。


接続順について

『ベース → Helix → Helix SEND RETURN → 出力』となっています。


Helix内の接続


『ボリュームペダル → Loop1 → プリアンプ (DARK GLASS model) → プリアンプ(Sansamp model) → Loop3Loop4 → プリアンプ(DARK GLASS model) → ディストーション → オートワウ → リバーブ → ルーパー


※内蔵エフェクトは黒文字で表記


Loop1 = FMR AUDIO A.R.C

Loop2 = TECH21 Sansamp

Loop3 = MXR M80 Bass D.I+

Loop4 = Pike amplification VULCAN


各チャンネルの使用用途


ボリュームペダル・Loop1・DARK GLASSの3つは常時ON


チャンネル1 = クリーンチャンネル(何もかけていない状態)

チャンネル2 = 内蔵のSansamp

チャンネル3 = MXR M80 Bass D.I+

チャンネル4 = 内蔵オートワウ

チャンネル5 = 内蔵リバーブ

チャンネル6 = Pike amplification VULCAN(スラップフィルで使用)

チャンネル7 = ドライブソロ(ベースソロやメタルなジャンルで使用)

チャンネル8 = 内蔵ディストーション(ソロ系ディストーション)


Helix Floorについて

今の僕の音作りに欠かせないものです。

アンプシミュレーターがあり、スイッチャーにもなり、内蔵のエフェクターの質も良く豊富、IERも読み込むことができ、SEND・RETURNで好きなエフェクターを接続することができる!

正直、これしかないな!と思いました。

その中でも内蔵のエフェクターの質がとてもよく、音痩せや内蔵エフェクターの独特なデジタルさが全く感じません。


アンプシミュレーターとキャビネットシミュレーターを内蔵しており、Helix1台で音作り、中音、外音まで完結することができます。


FMR AUDIO A.R.Cについて

A.R.Cは常時ONで使用しています。

ライブハウスや現場に合わせて、ツマミの調整を行いますが、基本的に1時で使用しています。

コンプレッサーの中でもナチュラルな音で、高音域を持ち上げ、使用するだけで音がギュッと詰まります。

このコンプレッサーが世界一だと思っていて、A.R.Cが無いとベースが弾けない身体になってしまうぐらいです。笑


「 TECH21 Sansamp」と「MXR M80 Bass D.I+」

この2つのエフェクターは僕の中での2大巨塔です。

ジャキジャキした王道サウンドのSansamp、ゴリゴリとした力強いサウンドのMXR、その2つを使い分けることで、楽曲の幅だけでなく、サウンドのキャラクター性に変化をつけるようにしています。


TECH21 Sansamp (Helix model)について

Sansampは、SEND・RETURNに接続しているものではなく、Helix内蔵のSansampのモデリングを使用しています。


名機と言われるSansamp独特のジャキジャキとしたドンシャリ王道サウンドです。

ツマミは、「かかりすぎず」「物足りなくない」設定にするためにフラット寄りの設定にしています。


Driveは、「Sansampの要素」を原音に対してのブレンド具合を意識して設定しています。

今、SEND・RETURNに入っている実物のsansampは正直置物になっています。笑


MXR M80 Bass D.I+につい

Sansampがジャキジャキな音に対し、MXRはカチカチした音として使用しています。

ディストーションは使用せず、ドライブチャンネルのみを使用しています。


ツマミは、Bassを13時、Middleを15時、Trebleを14時に設定しています。

その中でもTrebleは、MXRの醍醐味であるカチカチした音の輪郭の調整ができるため、ライブハウスや会場に合わせて調整しています。


「DARKGLASS B7K」と「Pike amplification VULCAN」

雑味のないオシャレな歪みのDARKGLASS、音が太く気持ちの良い雑味を持つ歪みのVULCAN、この2つは、実際の使用用途は離れていますが、双方にそれぞれの良さがあり、多彩なジャンルに使えることから使用しています。


DARKGLASS B7K(Helix model)について

Helix内蔵の「DARKGLASS B7K」を使用しています。

常時ONのB7Kとは別にもう1つB7Kを使用しており、楽曲やジャンルに合わせてチャンネルにB7Kを2台掛けし、使用しています。


B7Kは雑味が少なくオシャレな歪みでソロ・常掛け・EQと様々な使用用途があり、音作りには欠かせないエフェクトです。


Pike amplification VULCANについて

DARKGLASSのオシャレな歪みと異なり、芯の太い気持ちいい雑味を持つ歪みエフェクターです。

DARKGLASSの使用感を残したまま、味付けを変えたエフェクターで、DARKGLASSには無かった要素を持っています。


ツマミは、Gain・Volume以外を13時に設定しています。

VULCANの良さを最大限生かすため、EQを上げているのでレベルの調整をGainとVolumeで行っています。


スラップフィルやミドルからガツンと前に出るドライブソロで使用しています。


FREE THE TONE Signal Junction Box JB-82ついて

一般的なジャンクションボックスの使い方とは異なり、セッティングを早く、各エフェクターを綺麗に配置するために使用しています。


Helixとは別のボードにSEND・RETURNのエフェクターを配置しているため、セッティング時に毎回結線が必要になるので、1つ1つのエフェクターの結線を行うと時間もかかり、配線もグチャグチャになってしまうので、SEND・RETURNに接続するエフェクターをジャンクションボックスで1つに纏めることで、セッティングもスムーズかつ、綺麗にできます。


几帳面なA型なんです、、、。笑


FREE THE TONE PT-3Dについて

パワーサプライは、FREE THE TONEのPT-3Dを使用しています。

A.R.Cを12Vで駆動しているため、12Vをケーブルで供給できるFREE THE TONEのものを使用しています。


電源ケーブルについて(エフェクター編)

Helixの電源ケーブルはOYAIDEの既製品を使用しています。

以前までは、電源ケーブルにこだわりはなく、なんでも良いと思っていましたが、先輩のスタジオミュージシャンの方がOYAIDEの電源ケーブルを使用していて、試しにOYAIDEの電源ケーブルを使用して電源に対する考えが180度変わりました。笑

聴き比べると、音像が全体的に前に出るようになり、本来の力を発揮してくれるようになりました。

例えるなら、通常の電源ケーブルが70%だとしたら、OYAIDEは100%もしくは、それ以上の力を出してくれるイメージです。


エフェクターへのこだわり


元々、エフェクターをそこまで使用しないアンプ直派でした。

「ベーシストにそこまでエフェクターは必要なのか?」と思っていて、以前までは一貫してアンプ直で同じ音でライブを行っていました。

ですが、サポート活動を行う中で、必要なものがどんどん増えてきて、今のようにベーシストの中では要塞っぽくなりました。笑

ですが、それに伴いエフェクターに対する考え方も変わりました。


今では、「音を変えるためのエフェクター」ではなく、「エフェクターで音が変わるからフレーズが変わる」と気づき、常に意識しています。


シールド・パッチケーブルについて

シールド・パッチケーブルは、FREE THE TONEで統一しています。

他のシールドは、どうしても音の傾向が変わってしまうことが多く、その中でもFREE THE TONEのシールドはクリアに音を伝えることができることから使用しています。


エフェクターボードの見栄えを考え、全てのパッチケーブルの長さを測り、結束バンドなどを使い、結線を整えています。


やっぱりA型なんです!笑


アンプ編



アンプの接続方法について


WarwickのスピーカーOUT → Two notes

Two notes OUT → LINE OUT(外音)

Two notes Thru OUT → 常設キャビネット(中音)


Warwick LWA1000について

このアンプは、忠実なクリーンアンプです。

Warwickのロー感やサウンドを極限まで生かした状態でEQで味付けができるアンプですね!

やっぱりWarwickの低音域は特別気持ちよく、たまらないです。


チャンネルの使い分け

2チャンネルあり、各チャンネルが独立しています。

1チャンネルをFender、2チャンネルをROSCOEで使用しており、ベースを持ち変える際にフットスイッチで切り替えています。


1チャンネルのセッティング


Fenderのジャズベースで使用するチャンネルは、フラットから全体的に前に出すセッティングにしています。


2チャンネルのセッティング


ROSCOEで使用するチャンネルは、中低音域をガツンと抜き、中高音域を上げた攻めのセッティングにしています。


Warwickのコンプレッサーについて


コンプレッサーは足元のA.R.Cの性能を最大限に発揮するため、アンプのコンプレッサーはOFFにしています。


Two notes Torpedo Liveについて

一言で表すならKemperのキャビネットシミュレーター特化版です。

PCとの接続で様々なキャビネットを選ぶことができ、マイクを立てる位置の調整や、鳴らす部屋を仮想空間として再現したりと、細かな微調整~細部にわたる音作りまでこれ1台ですることができます。


キャビネットについて (シミュレーター内蔵)


様々なメーカーのキャビネットに近い音が収録されていますが、その中でもTwo notesのオリジナルキャビネットを使用しています。

Warwickのアンプとも相性が良く、シミュレーターがマイク録りの空気感を出してくれるので、ラインのサウンドとは思えないクオリティです。


電源ケーブルについて(アンプ編)

エフェクター編のHelixと同じく、OYAIDEの電源ケーブルを使用しています。

電源ケーブルの違いは、アンプだと特に実感します。

Warwickの音を更にガツンと前に出し、EQやボリュームのツマミの印象が変わるくらいです。

これは一度使うと戻れないですね。笑


スピーカーケーブルについて

Warwick LWA1000 OUT → Two notes IN

この接続ではHOSAのスピーカーケーブルを使用しています。


Two notes Thru OUT → 常設キャビネット(中音)

この接続ではFREE THE TONEのスピーカーケーブルを使用しています。


アンプ・キャビネットシミュレーターへのこだわり


僕がアンプやキャビネットシミュレーターに最も求めることは、音の太さです。

足元のシステムを使って音の味付けを行っているので、アンプでの味付けやキャビネットでの味付けではなく、いかにクリーンなサウンドで狙った音域をブーストできるかを考え、アンプやキャビネットシミュレーターを使用しています。


音作り編


サポート活動での音作り


サポートをしていると現場毎にボーカル、一緒に演奏するプレイヤーが違い、楽曲も毎回違います。

そういった場面で、自らが作り込んだ音を持っていくのではなく、現場や環境に合う音、周りとのアンサンブル、ボーカルの歌声や楽曲との兼ね合いを考え、その場で音作りに対応し、楽曲とアーティストに合う音の予想図を描き、その予想図をどれだけ再現できるかということをサポートでの音作りではこだわっています。

その描いた音の予想図を、いかに早く、クオリティの高いものにするために様々な機材を使用することで対応しています。


音に求めるもの


好みの音は、Middleを抜いた唸るようなロックなサウンドが好きですが、Middleを抜きすぎると音抜けが悪くなるので、必要な要素として音抜けを意識しています。


音の指向性で、高音やギターの音は真っ直ぐ抜けますが、ベースの音は広がりがちな音なので、広がりすぎず、しっかりと抜ける、その塩梅を調整しています。


僕の場合、良い音という終着点がバンドではなく、サポートをするそのシチュエーションに応じた音が良い音と考えて音作りをしています。


現場での調整


現場での音の調整は、HelixのアンプシミュレーターのツマミでEQを調整しています。

主に高音域と中高音域を抜けを意識して調整しています。

低音が回り、他の楽器の音を飲み込む場合は低音の調整も行います。

ステージの広さ、奥行き、現場の環境、それぞれに合わせて微調整をしています。


音楽性、ルーツ編


ベースとの出会い


父がギターを弾いたり、叔父がプロのミュージシャンだったこともあり、叔父の自宅内にスタジオがあり、休日にはミュージシャン仲間が集まる家庭でした。笑

そんな環境にありながらも、中学2年生までは音楽に興味がなく、「へー」くらいの感覚でした。


ある日に父のギターを持ち、母に「お父さんってこんな感じでしょ?」とふざけた時に「お父さん弾けるんだからアンタも弾けるようになれば?」と言われ、やってみようと思ったのがキッカケでした。

でも、父の真似をして手にしたものは、ギターではなくベースだったんです。笑

もしかしたら、その時手にしたものがギターだったらギタリストになっていたかも知れません。笑


ベースの神様との出会い


最初はベースの面白さがわからなかったんです。

何よりも「上手い」の評価がわかりませんでした。


ギターは、早弾き・タッピング・スイープとかカッコイイ!となりますが、ベースはグルーヴのタイト感とかリズムキープ力とか、、、。

そんな時にYoutubeで「ベース 神」と検索した時にヴィクター・ウッテンというベーシストが出てきて、「コイツが神なのか」「この人が上手いの基準」と思い、ウッテンが「アメイジンググレイス」をソロベースで弾いている動画を見ました。


今でもその時、全身に電撃が走るような衝撃を受けたことを覚えています。

パーカッション・ドラム・ベースライン・メロディ、その全てをベース1本で再現しつつ、超絶技巧なプレイをしつつ、しっかりと音楽として纏めているんです。

それを見て、「あ、ベース上手い」と初めて思い、ベースの見方が180度変わりました。


ベーシストとしての歩み


ヴィクター・ウッテンを見て、様々な練習をするようになりました。

ウッテンと同じく「アメイジンググレイス」にも挑戦しました!

でも、曲の1音目のハーモニクスが鳴らないんですよ。笑


ベースの弾き方もよくわかっていないし、音楽理論なんてわからない、もちろん2フィンガーもできない。

その状態で動画を見ては止めて「ここは13フレットだな」という感じで1つずつ練習をしました。


普通なら、つまずきますよね?

「流石に早かったなー。」「もっと簡単な曲から練習してから」「メジャースケール弾けるようになってから」と思うはずですが、、、、。

意外とできちゃったんです!爆笑


仮に「技術という高い建物」があったら、普通は一段ずつ上がっていく階段を、いきなりピョーンって一気に登っちゃったんです。笑


今まで難しいことに挑戦し続けたことで、それ以外のことが簡単に思えたんです。

「2フィンガー」「スラップ」「タッピング」、その技術を習得するには時間は多く必要ありませんでした。


階段を飛び越して、振り返って、、、

そうやって技術を向上し続けてきました。


動画配信と開花


インターネットから超絶技巧を学び、親父から音楽を学び、自分自身がどのぐらい上手いのかわからなかったんです。

そこで自分の腕試しも込めて、Twitterで弾いてみたの動画投稿を始めました。

そうすると「え、何歳なの?」「中3でこれ!?」と多くの高評価を頂くようになりました。


それからは、ありがたいことに「弾いてみた」を出すたびにバズっての繰り返しでした。

音楽で生きていく決心

当時、進学校に通っていましたが、高校3年間をほぼベースに費やして、勉強がダメダメになっちゃって。笑

でもフォロワーが1万人になったり、再生回数が多くなったり、世間からの評価が高くなり、周りからも「お前はベースがあるからいいよ」と言ってもらえるようになりました。

勉強をできる人はいっぱいいるし、その上で就く仕事って誰にでもできるような仕事になっちゃうけど、「ベース」って誰にでもできるわけではなく、自分じゃなきゃできないと思い、そこで音楽で生きていくと決心しました。


プロのミュージシャンに弟子入りして、ローディーになり、仕事を振ってもらう。

という選択肢だけでなく、「弾いてみた」などの演奏の動画投稿をすることが1つのプロモーションになると思い、音楽の専門学校でコネクションを作るのではなく、音大で音楽について学ぶことを選びました。


熊吉郎のこれから

最終的な目標は「ソロベース」、ベース1本で勝負したいと思っています。

ですが、ソロベースとして1曲を自分1人で完結することも大事ですが、バンドサウンドにおけるベースを知ることで、更にソロベースに活かすことがあると思っているので、今後もサポートにも力を入れていきます。


以上、インタビュー


「弾いてみた」はもちろん、様々なアーティストのサポートベースを務める熊吉郎さん。

そこには、楽曲やその場に合わせた最高のサウンドを突き詰めるストイックさ、1音1音にかけるこだわりがありました。

もしかすると、日本には不在と言われる「ベースヒーロー」に熊吉郎さんがなるかも知れませんね!

熊吉郎さんのベーシストとしての今後の活動が楽しみです!!!


ーProfileー

“ くまきちろう/かねこたくま 1998年11月2日生まれ、茨城県出身。


中学生でベースを手にする。

高校2年時、全国ベースオーディション大会「BIT MASTERS 2015」にて、マスターズ部門最年少ファイナリストに選出。

翌年には「ユー・キャント・ノー・ホールド・グルーヴ」のカバー動画が話題となり、動画共有サイトに投稿したベース動画は、半年で100万再生を達成。

その後、さらにその活動の幅を広げ、ジャンルを問わず様々なアーティストのレコーディング/ライブ・サポートを行なっている。


熊吉郎 Twitter

https://twitter.com/kumakitirou


熊吉郎 「弾いてみた」


​other CONTENT

about COMPASS

​大阪府茨木市小川町1-6

tel 072-626-2446

平日 AM8:00〜PM4:00

COMPASS