ドラムセットを組む事においてシンバルスタンドについて興味を持った事はありますか?
実はシンバルスタンドにも種類が多数あり、様々な用途に使い分けられています。
今回はそのシンバルスタンドにどんな種類があるのかについて触れて見たいと思います!
ブーム・スタンド

ブーム・スタンドはセッティングの範囲が広く、様々なセッティングが可能ですが、シンバル・スタンドが倒れないようにシンバルに合わせてブームの位置や角度等のバランスを取る必要があります。
主にライブハウスやスタジオで常設されているのがこのタイプになります。
重量のあるシンバルをセッティングする場合、シンバル・スタンドのバランスを取るためにブーム部分にウェイトが付いたモデルもあります。

ストレート・スタンド

ストレート・シンバル・スタンドはブーム・シンバル・スタンドに比べ、セッティング範囲は狭くなりますが、セッティングがシンプルで安定性があり、見栄えも良いです。
ブーム部分をシンバル・スタンドの支柱の中に収納し、ストレート・シンバル・スタンドとして使用できるモデルもあります。

もう一つ大きな違いはシングルレッグかダブルレッグかというところになります!
シングルレッグは基本的にライブハウスやスタジオで常設されているレギュラーなモデルになるのですが
ダブルレッグはスタンドの足の部分を下を重くするっていう単純な理由が一番大きく
下に重量があるので、強くシンバルを叩いたとしても倒れにくく、安定性があります。

ブームスタンドもブームさせればシンバルが横に出る事になるので、安定性が失われる事になります。
つまり、ストレートスタンドの方が安定性が良く
ダブルレッグの方がシングルより安定しているという事になります。
安定している順に並べると
・ダブルレッグのストレートスタンド
・シングルレッグのストレートスタンド
・ダブルレッグのブームスタンド
・シングルレッグのブームスタンド
といったところでしょうか。
つまり安定性を考えた場合は、ストレートはあまり気にする事はありませんが
ブームを使用する時は、ダブルレッグのスタンドを使用される事をおすすめします。
値段も高く、重量感があるので持ち運びも大変ですが、自分のお気に入りのシンバルを守るために使用されている方も多いです。
以上、シンバルスタンドについてご紹介をさせていただきました!
たかがシンバルスタンド、されどシンバルスタンド。
モデルによってドラマーのプレイに影響が出てくる物と思われますので自分自身のプレイスタイルをさらに深く追求したい方はシンバルスタンドにもこだわってみてはいかがでしょうか。