電位差について

皆様はライブハウスやスタジオで、エレキギターを持ったままマイクに近づいたとき「バチッ」と唇に電気がきて痛い思いをしたことがありませんか?

特に、ギターボーカルやギターを弾きながらコーラスをされる方は演奏に集中できずよく悩まされてはいませんでしょうか?

これらは「感電」や「放電」といった電気機器によくある現象の一つです。

場合によっては火花が飛び散ったり、命の危険性もある危ない状態となっております。

これは、ギターアンプの電源と、PA装置の電源との間に電位差がある場合に起こる現象です。

今回はこの現象の原因、対策方法について触れたいと思います!

原因

グランド(アース)が浮いている

状態としては、マイクが繋がっているPAシステムと演者側のアンプシステムのどちらか、あるいは両方がアースが取れてなく帯電している状態といったところでしょうか。

※アース=電気を逃がして地面と同じ電位にすること=0vの状態

アースさえとっていれば、各システムの電位が0v=同じ電位、になるので電気が流れる事はありません。

アースが取れていないと電気を逃がせないので電気を帯びる状態になってしまうのです。

この電位差があるときにマイクと唇が触れると、「バチッ」と唇に電気がきて痛い思いをする事になってしまいます。

対策方法

①アンプのアースをとる

一番シンプルで理想的な方法で帯電も無いので安心です。

2ピンタイプの電源ケーブルを3ピンタイプの電源ケーブルと交換してアンプを繋ぐだけでアースを取る事ができます。

②マイクにカバーをつける

マイクと唇の接触を防ぐ方法です。

根本的な解決では無いですが、マイク本体から多少距離を取る事ができるので、急に発生した時などに手っ取り早く応急処置として使用すると良いです。

③アンプとPAシステムを何らかの配線で繋ぐ

アンプとPAシステムの電位を同じにしてしまう方法です。

帯電状態ではありますが、電位に差が無いので、原理上電気は流れなくなります。

良く見るのは、ギターシールドの金属部分と、マイクの金属部分をワニ口ケーブルで繋ぐ方法になります。

それでもまだ変わらない場合はアンプ、またはギターの内部に問題がある可能性があるので

楽器屋など専門の方に見てもらうことをオススメします。

以上、電位差の原因、対策方法について触れさせていただきました。

もし今後、ライブハウスのリハーサルの時などにこのような症状が起きた場合は一度上記の事を試されてみてはいかがでしょうか?

最近のライブハウスは電位差の対策もされているので滅多にないですが、もし電位差が起きた場合、PAさんに相談してみるとワニ口ケーブルを貸し出してくれる等、対策をしてくれると思われるので是非お試しくださいませ。

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