皆様はコンパクトエフェクターにマルチエフェクター、どちらの機材でシステムを組まれているでしょうか。

コンパクトエフェクターは、1台1台自分好みのエフェクトが入ったエフェクターを集めて唯一無二のシステムを組む事ができますが、使用するエフェクターが多ければ多いほど接続するためにはパッチケーブルやお金がかかってきてしまいます。
マルチエフェクターは、たくさんエフェクターを並べなくても、1台あればそこに様々なエフェクト、チューナーなどが集約されているので、セッションや楽曲編集に置いて様々なシーンで活躍してくれます!
今回は人気のマルチエフェクターを数点ご紹介させていただきます!
BOSS GT-100

コンパクトエフェクターで代表的なモデルの多いBOSS製品ですが、マルチエフェクターも優秀でGT-1000が新しく発売された今でも多くのユーザーから支持のあるモデルとなっております。
マニュアルを見なくとも直感で操作ができる使いやすさに、MIDI接続でギターアンプのチャンネルも一緒に切り替えができ、プロの方で使用されている方も多いのです!
値段も¥50,000-前後でかなりの高コストパフォーマンスで、僕も昔愛用していました。
TC ELECTRONIC G-System

プロギタリストの信望も厚い、TC ELECTRONICの最高峰と言われているモデルで高音質な空間系エフェクトを備え、ループコントロールやコンパクトエフェクターへの電源供給機能など、コントロールタワーとしての機能も充実しており、システムの中枢としてイチオシのマルチエフェクターです!
歪み系のエフェクトは入っていないので、アンプで音作りをするか、リアパネルにお気に入りのコンパクトエフェクターを接続することが必要になります。
値段は¥100,000-前後とそこそこ張りますが、空間系、モジュレーション系のクオリティはマルチエフェクターの中では群を抜いています。
主にアンプで歪ませて空間系はG-Systemで!という方が多い印象です!
LINE6 HX EFFECTS

業界トップクラスを誇る123dBのダイナミック・レンジにより驚異的な音の深みと低ノイズを実現します。
パラレル・ステレオ・シグナル・パス、自由にアサイン可能な2 系統のエフェクト・ループ、2 系統のエクスプレッション・ペダル入力、外部アンプのスイッチングを含むパワフルなルーティング及びコントロール機能を備えており、お手持ちのペダルボードやスタジオのシステムに簡単に組み込むことができます。
値段は¥70,000-前後で、ギタリストのみならず、ベーシストのユーザーからも支持されているモデルとなっております。
MOOER GE200

多彩なアンプ/エフェクトモデリングを収録したマルチエフェクターで、デジタルアンプモデルは本物のアンプのようなタッチ、フィールを実現してくれます。
アンプだけではなくキャビネットシュミレーターも搭載されており、音作りを強力にアシストしてくれます。
片手で持てるほどにコンパクトで重量も1.4kgと、とても軽いです。
メタル・ダイキャスト製でかなり頑丈で、ライブ演奏などでちょっと手荒に扱っても、全く問題ないです。
値段は¥35,000-でマルチエフェクターの中ではお手頃価格となっております。
とにかくアンプサウンドが高品質でレコーディングからライブステージでの使用、自宅練習と全てのシチュエーションで活躍してくれます!
ZOOM MS-50G

一見、よくあるコンパクトエフェクター並みのサイズですが、こちらのモデルもマルチエフェクターです。
100種のエフェクトから最大6種類まで自由に組み合わせて同時使用が可能で
音作りはもちろん、保存やエフェクトの組み替えなども簡単に行うことができる多彩なペダルエフェクターです。
値段は¥8,000-前後とかなりお買い得!
初めてマルチエフェクターの導入を検討されている方や、エフェクトボードの中にも組み込みやすく、他のコンパクトエフェクターと組み合わしやすいのが特徴的なモデルです!
以上、数点ご紹介させていただきました。
最近のマルチエフェクターは値段が張るハイエンドからエントリーなモデルまで様々な物が増えてきています!
選び方としては、音のクオリティももちろん大事ではありますが、まず自身の使用用途に見合った物を第一に選んでいただければ良いと思われます。
是非今後の参考にしていただけたら幸いです!