モニターヘッドホンの選び方、密閉型と開放型の使い分けについて


レコーディングの歌入れや家でDTMの作業をする時に活躍してくれるのがモニターヘッドホンですが

実はモニターヘッドホンにも種類があり、使用する環境によって向き、不向きのモデルがあります。

今回はモニターヘッドホンの選び方、密閉型と開放型の使い分けについて触れてみたいと思います。

まずは密閉型と開放型の違いから説明させていただきます。

『密閉型』

・音漏れが少ない為、録音に向いている

・クリップやノイズが聴き取りやすい

・頑丈なものが多い

『開放型』

・録音には不向き(音漏れがマイクにのる)

・幅広いジャンルのMIXに対応できる

・空間.低域のバランスが取れやすい

様々な特性のヘッドホンがありますので、密閉型か開放型かというよりも

『録音』向きか『編集』向きか 

『演者』か『エンジニア』誰が使用するのかが重要です。

そもそもモニターヘッドホンというのは市販で販売されているヘッドホンとは音の傾向が違い

癖が無く、音の定位が明確でフラットな特性を持っています。

ここからは密閉型と開放型の定番モデルをご紹介させていただきます。

SONY MDR-CD900ST(密閉型)

日本のレコーディングスタジオ、ライブハウスで使われているモニターヘッドホンの大体はこのモデルです。

理由としては、装着感が良く、長時間の作業も苦にならないという部分に、カスタマイズの幅が広く、修理パーツの販売が充実しており壊れてしまっても長く使えるというところでしょうか。


JVCケンウッド(KENWOOD) HA-MX100-Z(密閉型)


40kHz再生を可能にしたハイレゾ対応も特徴。

ギター、ベースの超高音が再生できるのが魅力的なモデルです。デュアル・クリアバスポート構造による低音の解像度と抜けの高さも特筆もの。曖昧になりがちな低い音階のモニターもばっちりです。音の距離感の再現度も高く、レスポンスも早いです。超ワイドレンジでモニターしたい方におすすめです。

audio-technica ATH-R70X(開放型)

オープン型特有の音場感はありつつも、音像は遠すぎず各々のパートがくっきり聴こえてきます。

解像度がとても高く、どこで楽器が鳴っているのか分かりやすく、空間表現が素晴らしいモデルです。

モニタリングに偏りすぎずリスニングでも気持ち良く使えるのも特徴的。

長時間装着していても耳が痛くならず疲れにくいモデルとなっております。

分解能と柔らかさの両立というヘッドホンにとって難しい課題をクリアした本機は、あらゆるヘッドホンのなかでも特筆できる名機の一つでもあります。

インピーダンスが470Ωと非常に高い設定になっているので、ヘッドホンアンプの使用をおすすめします。

AKG K702(開放型)

「密閉型の定番」がMDR-CD900STと言われるのなら「開放型ハイエンドの定番」はK702ではないでしょうか。

広大な音場にしっかりとした定位。

高音の伸びが良く、低音は引き締まったチューニングとなっており

一つ一つの音を丁寧に描き出し、残響音さえも余すことなく再現してくれるモデルです。

以上、一部ではありますがモニターヘッドホンの定番モデルをご紹介させていただきました。

選び方としてはまず「録音用」として使うのか「編集用」として使うのか

そこから装着感や音の傾向で選んでみてはいかがでしょうか。


​other CONTENT

about COMPASS

​大阪府茨木市小川町1-6

tel 072-626-2446

平日 AM8:00〜PM4:00

COMPASS