皆さんはライブをする時に照明さんへの要望は書いていますでしょうか。
特に何も考えておらず「おまかせで!!」という方をよく見る事があります。
実は、照明を有効活用する事で自分達を数倍カッコよく演出する事ができるのです。

ライブの良いところは音源と違ってお客さんを聴覚のみではなく視覚でも楽しませる事ができます。
そこで、照明を有効活用する事によって聴覚以外に視覚的にもカッコよく演出するのです。
「どんな要望を出せば良いのかわからない」
まずは一曲一曲の色を決めましょう。
曲のテンポやコード、歌詞によって色はある程度見えてくるかと思われます。
色を決めるだけで一曲一曲の雰囲気をお客さんに伝える事ができます。
ある程度慣れてきたらAメロからサビにかけて明るく演出したり、ブレイクは暗転させたり、照明要望はどんどん出していきましょう。
しかし、ライブハウスによって照明スタッフの方は違いますし、対バンが多い中、約30分のリハーサルで全ての曲を要望通り完璧に仕上げるのは正直限界があります。(できて2曲~3曲)
照明の要望が多ければ多い程尚更です。
そこで、あらかじめセットリストを作っておいて、ライブの前日に音源と照明要望をライブハウス側に渡しておくのです。
これをする事によってリハーサルもスムーズに進みますし、ライブハウス側のスタッフさんともコミュニケーションも取れ、良い事づくしなのです。

準備こそ大変で入念な打ち合わせが必要になりますが自分達が更なる高みを目指すのなら、やらない理由はないですよね。
「良いライブをする」とはこういうところからも関わってくると僕は思ってます。
以上、ご参考にしていただければ幸いです。